2013年1月16日水曜日

Vyatta 6.5R1 のNAT Ruleの旧バージョンからの変更点

Vyattaの新しいバージョン 6.5R1が2012年10月中旬ごろにリリースされ、すでにCommunity Versionでも6.5R1がダウンロードできるようになっています。
  
私の自宅ではVyattaが動いていて新しくPBRが使えるようになったので、VersionUPをすることにしました。
しかしConfigを移し替えようとしたところ、そのままのConfigでは入ってくれない。
原因はNAT Ruleの記述が違うこと。
その移行のメモを書いておきます。

  1. NAT Ruleがserviceセクションから外れた。
    6.3の場合:
      set service nat rule ....
    6.5R1の場合:
      set nat (source|destination) rule ...
  2. inbound-address, outbound-addressが translation に変わった
    例:
    6.3の場合:
      set service nat rule 10 outside-address address 'aa.bb.cc.dd'
    6.5R1の場合:
      set service nat rule 10 translation address 'aa.bb.cc.dd'
    ※inside-addressも同様。
  3. sshの protocol-version がなくなった
    sshのprotocol-version が廃止された様子
    ※そもそもssh v1は脆弱なため、使わないほうがいい)
本当はConfig変換のスクリプトを書きたかったけど、直ぐに思いつかなかったので、また思いついたら書くことにします。